「PDRN」って実際どうなの?知らなきゃ損の美容成分を解説!

Beauty
「最近よく聞く“PDRN”って何?」

「本当に効果あるの?」

そんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか?

SNSや美容クリニックで話題のPDRNは、肌の奥から美しさを引き出す“次世代美容成分”として注目されています。

エイジングケアを始めたい20〜30代女性にこそ知ってほしい、PDRNの魅力と正しい選び方を、あんしん漢方薬剤師の中田早苗さんに教えていただきます。

今注目の“次世代美容成分”PDRNとは?

スキンケア
出典:Photo-ac

PDRN(Polydeoxyribonucleotide)は、サーモンのDNA由来の成分で、細胞の修復や再生を促す効果があるとされています。

元々は火傷や傷の治療に医療分野で使われてきた成分ですが、その再生力の高さが美容業界でも注目され、スキンケアや美容注射などにも応用されるようになりました。

分子量が小さく浸透性が高いため、肌の内側までしっかり働きかけ、ダメージを受けた細胞をサポートしてくれるのが特徴です。

とくに、乾燥やくすみ、ハリ不足などの「なんとなく不調」な肌にアプローチする成分として人気が高まっています。

肌の「根本ケア」に強い!PDRNの再生力

スキンケアする女性
出典:Unsplash

PDRNが他の美容成分と大きく異なる点は「表面的なケアではなく、肌の再生そのものを促す」という点です。

肌の線維芽細胞を活性化し、コラーゲンやエラスチンの生成をサポートします。

これにより、肌のハリ・ツヤがアップし、たるみやシワの予防にも効果が期待できるのです。

また、肌の炎症を抑える作用もあり、ニキビ跡や赤みが気になる肌にも適しているとされています。

肌のターンオーバーを整え、外的ダメージに負けない「健康的な土台」を育ててくれるのがPDRNの最大の魅力です。

20代後半から気になり始める肌の変化に対し、表面的な保湿ではなく根本的な改善を望む人にとって、PDRNは頼れる味方といえるでしょう。

PDRNを選ぶときの注意点とQ&A

疑問符
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PDRNは魅力的な成分ですが、選び方を間違えると期待する効果が得られないことも。

ここでは、商品選びで気をつけたいポイントと、よくある疑問に答えていきます。

成分表示や濃度をチェック

PDRNが配合されていると謳っていても、その濃度や純度は製品によって大きく異なります。

スキンケア商品の場合、成分表示の上位に「PDRN」と記載されているか確認しましょう。

また、美容クリニックでの注射や導入ケアでは、濃度によって価格や効果が変わるため、事前にどのくらいの濃度が使われているのかを確認することが大切です。

他の美容成分との相性も考える

PDRNは単体でも十分効果が期待できますが、コラーゲンやヒアルロン酸、ペプチドなどと組み合わせることで、より高い美容効果を引き出せます。

とくに「肌のハリ+透明感」を目指すなら、複数成分のバランスがとれたアイテムを選ぶといいでしょう。

ただし、刺激に弱い敏感肌の人は、PDRNと他成分の相性によって赤みや乾燥が起こる場合もあります。

初めて使う場合は、パッチテストをするなど慎重に取り入れるのがおすすめです。

肌の悩みには漢方薬もおすすめ

生薬
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ここにテキストをいれてください。肌ケアにはPDRNだけでなく、漢方薬の服用もおすすめです。

漢方薬は自然由来の生薬でできているので、一般的に副作用も少ないといわれています。

決められた量を飲むだけなので、忙しくても続けやすいのが嬉しいポイントですよ。

具体的には、下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。
  • 血流をよくして肌に必要な栄養を届け、代謝を上げる
  • 肌に潤いを与える
  • 自律神経を整えてストレスが原因のシミなどを改善する
  • 肌の乾燥で生じるかゆみや炎症を改善する

<肌ケア対策におすすめの漢方薬>

桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)

血流を改善して肌に栄養を届け、水分代謝をよくして肌のターンオーバーを正常化する漢方薬です。
シミやニキビに悩む人におすすめです。

当帰飲子(とうきいんし)

肌に栄養と潤いを与える四物湯(しもつとう)にかゆみを抑えたり、皮膚機能を高めたりする働きのある生薬を配合した漢方薬です。
冷え性、乾燥肌の人におすすめです。

<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>

漢方薬は自分のからだに合ったものを選ぶことが重要です。

「あんしん漢方」ではAI(人工知能)を活用した「オンライン個別相談」があり、漢方に詳しい薬剤師にスマホで気軽に相談ができます。

しかも、価格もお手頃で自宅まで郵送してもらえますよ。

次世代美容成分のPDRNで肌ケアを!

PDRNは、肌の内側から再生力を引き出す“次世代美容成分”として、今注目されています。

しっかり選んで取り入れれば、20〜30代から始めるエイジングケアの心強い味方になります。

自分の肌に合うアイテムを見極めて、肌ケアに取り組みましょう!

<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師
中田 早苗(なかだ さなえ)

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。
病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。
症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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