【監修】日焼け止めの正しい塗り方とは?紫外線から美肌を守ろう!

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「せっかく日焼け止めを塗ったのに日焼けをしてしまった……」という経験はありませんか?


何気なく塗っているその日焼け止め、実は正しい塗り方を意識することで効果を発揮するといわれています。

そこで、今回は日焼け止めの正しい塗り方について、あんしん漢方薬剤師の山形ゆかりさんに教えていただきます。

日焼け止めを正しく塗れている?

疑問符
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紫外線対策のひとつとして外せないのが「日焼け止めを塗ること」ですよね。

ふだん日焼け止めを使用する際、どのような塗り方をしていますか?


日焼け止めはただ単に塗ればいいというわけではなく、塗る順番やコツがあります。

その方法を守ることで、より紫外線から肌を守りやすくなるでしょう。


次は日焼け止めの正しい塗り方について、詳しくお伝えします。

今日から実践!正しい日焼け止めの塗り方

日焼け止め
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紫外線から肌を守るための日焼け止めですが、正しい塗り方をすることで大きな効果を発揮できるでしょう。

そのため、日焼け止めを使用する際は下記のポイントを意識してみてくださいね。

塗る順番を気にしよう!

顔に塗る場合、まずは洗顔をして皮脂や汚れを落とします。

その後、きちんとスキンケアをして肌を保湿し、日焼け止めを塗ります。

スキンケアをせずに日焼け止めを塗ってしまうと、肌が乾燥し皮脂が過剰に分泌されて、皮脂崩れの原因になってしまうので注意しましょう。


化粧を行う場合も同じく、スキンケアの後に日焼け止めを塗ります。

(スキンケア→日焼け止め→化粧下地→ファンデーションの順です。)


ボディに塗る際もしっかり保湿をしてから塗るようにしましょう。

塗り残しの多い部分はここ!

「髪の生えぎわ」「眉間」「耳」「小鼻のわき」「フェイスライン」「首や首の後ろ」などは塗り残しが多い傾向にあります。

また、ボディに関しては「デコルテ」「背中」「ひざの裏」「足の甲」などを忘れずに塗るように心がけましょう。

塗りなおしはこのタイミングに!

日焼け止めは2〜3時間おきに塗りなおすのがよいと考えられます。

そのため、外出時もきちんと持ち歩くようにしましょう。

塗りなおす際は「肌が水や汗で濡れている場合はしっかり水気を拭き取る」のがポイントです。


なお、必ずしも2〜3時間おきに塗るべきというわけではなく、からだが濡れたりタオルなどで肌を拭いてしまったりした場合は、状況に応じて塗りなおすのがよいでしょう。

日焼けによる悩みには漢方薬もおすすめ

生薬
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日焼けによる肌の悩みには、漢方薬の服用もおすすめです。

紫外線はシミやくすみの原因にもつながるので、日焼け止めでからだの外からケアをするだけでなく、漢方薬でからだの内側からケアをするのも効果的だと考えられます。


具体的には下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。


  • 血行不良を解消して肌に栄養を行き渡らせる
  • ホルモンバランスの乱れを整える
  • 水分代謝を促して、老廃物を排出する
  • 肌の新陳代謝をよくして紫外線によるダメージを回復する

漢方薬は自然由来の生薬でできているので、不調の解消だけでなく、からだを本来あるべき状態に導く手助けができますよ。

決められた量を飲むだけなので、日常生活にも取り入れやすいのがメリットです。

日焼け止めなどのケア方法と併せて日常的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

<日焼けによる悩みにおすすめの漢方薬>

桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)

血流を改善して肌に栄養を届け、水分代謝をよくして肌のターンオーバーの正常化に働きかける漢方薬です。
シミやニキビに悩む方におすすめです。

温清飲(うんせいいん)

余分な熱や炎症を抑えつつ、血流をよくして、全身に栄養を行き渡らせ、カサカサした皮膚のかゆみや皮膚トラブルに働きかける漢方薬です。

<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>

漢方薬は自分のからだに合ったものを選ぶことが重要です。

「あんしん漢方」にはAI(人工知能)を活用した「オンライン個別相談」があり、漢方に詳しい薬剤師にスマホで気軽に相談ができます。

しかも、価格もお手頃で自宅まで郵送してもらえますよ。

日焼け止めを正しく塗って美肌を保とう

美肌を保つためには紫外線対策が重要です。

日焼け止めは正しい順番でまんべんなく塗ることで、ムラなく紫外線から肌を守ってくれます。

とくに、塗り残しが多い部分は忘れないように意識して塗ってくださいね。


漢方薬などもうまく活用して、日焼け知らずの美肌をキープしましょう。

<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。
病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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