ニキビあとの回復を早める!簡単おすすめのインナーケア

Beauty
ニキビが治ったあとに残る赤みやクレーター。

スキンケアだけでなく、からだの内側からもしっかりケアすることが大切です。


実は、肌の生まれ変わりをサポートする栄養素を意識的に摂ることで、ニキビあとの回復を早めることができると考えられています。


そこで、今回はニキビあとにおすすめのインナーケアについて、あんしん漢方薬剤師の山形ゆかりさんに教えていただきます。

種類別にみるニキビあと

にきび
出典:Pixabay


ニキビあとには、色素沈着、クレーター(凹み)、しこり、ケロイドなどの種類が挙げられます。

色素沈着は、ニキビが落ち着いて6か月以上経過しても消えない赤みや、それを放置したことでできる茶色いシミのことです。

また、ニキビの症状が悪化して化膿すると皮膚の真皮層が破壊され、クレーターやしこりの原因につながります。


もともと傷の治りが遅いなどの体質的な部分で、ケロイドになる人もいるので注意が必要です。

ニキビあとを消したいときにおすすめインナーケア2選

キウイ
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ニキビあとを消すためにおすすめしたいインナーケアは下記の2つです。

ひとつずつ詳しくみていきましょう。

ビタミン群摂取でエイジングケア

インナーケアには、ビタミン群の摂取がおすすめです。

そのなかでもとくに摂取したいのが「ビタミンB群・ビタミンC」です。

ビタミンB群

ビタミンB2は脂質代謝を正常化して皮脂の過剰分泌を抑え、ビタミンB6はニキビあとの原因となるチロシナーゼの活性を抑えるといわれています。

ささみやバナナ、玄米などに多く含まれます。

ビタミンC

ビタミンCが肌に与えると考えられているのは「皮脂の分泌コントロール効果」「メラニン産生抑制効果」「コラーゲン造成」などです。

ニキビあとの色素沈着や赤み改善に効果が期待できるでしょう。

アセロラやブロッコリー、キウイなどに多く含まれています。

適切な水分補給

水分補給には、肌のターンオーバーを促したり老廃物を体外に排出したりする働きがあるため、ニキビあとのケアにも効果が期待できます。

1日に1.5リットル程度の水を数回にわけてこまめに摂取するように心がけましょう。

肌の悩みには漢方薬もおすすめ

生薬
出典:Unsplash


肌の悩みには、漢方薬の服用もおすすめです。

漢方薬は自然由来の生薬でできているので、不調の解消だけでなく、からだを本来あるべき状態に導く手助けができますよ。


具体的には下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。
  • 肌の新陳代謝をよくして膿を出す
  • 血行を促進して肌に栄養を届け、肌の代謝をよくする
  • 過剰な皮脂分泌を調節する

決められた量を飲むだけなので、日常生活にも取り入れやすいのがメリットです。

食事管理や水分補給などのケアと併せて取り入れてみてくださいね。

<肌ケアにおすすめの漢方薬>

清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

体内にこもった熱を冷まし体表の熱を発散させたり、排膿を促したりして、ニキビ(もしくは、顔面・頭皮の湿疹や皮膚炎)を改善します。

桂枝茯苓丸料加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)

栄養や水分のめぐりをよくして肌に栄養を行き渡らせ、肌荒れやしみ、ニキビを改善します。

<漢方薬を選ぶ際の重要なポイント>

漢方薬は自分のからだに合ったものを選ぶことが重要です。

「あんしん漢方」にはAI(人工知能)を活用した「オンライン個別相談」があり、漢方に詳しい薬剤師にスマホで気軽に相談ができます。

しかも、価格もお手頃で自宅まで郵送してもらえますよ。

そのニキビあと、まだ諦めないで!

せっかくニキビが治っても、あとが残ってしまうと気分も下がってしまいますよね。


ニキビあとには外からのケアだけでなく、内側からのケアも大切なポイントです。

外側からのケアだけでは満足できなかった人も、内側からのアプローチでツルスベ肌を目指しましょう!

<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。
病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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