出産後の“想定外コスト”に驚き!FPが語る知っておきたい「公助・共助・自助」|コープ共済

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日本コープ共済生活協同組合連合会(コープ共済連)は、全国の0〜2歳児を育てる保護者400名を対象に実施した「出産後の想定外コストに関する実態調査2025」の結果を発表しました。

この調査では、出産後の医療費や関連費用における“想定外の出費”の実態を明らかにし、あわせて行われた報道関係者向けラウンドテーブルには、ママFP(ファイナンシャルプランナー)の氏家祥美さんも登壇。

調査とディスカッションを通じて見えてきたのは、「公助・共助・自助」を正しく理解し、上手に組み合わせて備えることの大切さです。

出産後の医療費、“自己負担ゼロ”ではなかった!

赤ちゃん
出典:写真AC

調査によると、「出産後、想定外の自己負担があったか」という問いに対して「自己負担があった」と回答した保護者は55.0%にのぼりました。

差額ベッド代や個室利用料、通院・付き添い時の交通費・宿泊費など、公的助成の対象外となる費用が積み重なり、想定外の出費ににつながったことが分かります。

特に、第一子の入院や手術を経験した家庭では、医療費の平均が約9.3万円にも上ることが分かり、家計にとって決して小さくない負担であることが浮き彫りになりました。

「もっと早く備えておけば…」と後悔する声も多数

出産後の生活は授乳や健診などで慌ただしく、情報収集や保険の検討に手が回らないことも。

実際に調査では、父母の約半数が「もっと早く備えておけばよかった」と回答しています。

一方で、出産前からお腹の子の医療保障に加入していた人の8割以上が「安心感があった」と答えており、妊娠期の余裕ある時期に備えを始めておくことが安心への近道であることがわかります。

“公助・共助・自助”を知ることが、安心への第一歩

ラウンドテーブルに登壇した氏家祥美さん
出典:beautyまとめ

ラウンドテーブルに登壇した氏家祥美さんは、 「健康保険や年金などの公助はとても充実しているのに、知らない方が多い。情報が行き渡っていないことが課題」とコメント。

その上で、「公的制度に加えて、コープ共済のような“共助”を組み合わせることで、より安心を得られることを知ることが大切」と語りました。

さらに氏家さんは、「せっかくある制度を知ること、自助の上に共助を重ねることで暮らしに余裕が生まれます。上手に使いながら備えれば、目の前の生活をもっと楽しめるはず」と呼びかけました。


同じく登壇したコープ共済連
出典:beautyまとめ

同じく登壇したコープ共済連の石川さんも、「生協を通じて、子育てがより楽しく、安心できるものになってほしい」と想いを語っています。

出産前からの備えが安心を生む「お誕生前申し込み」

お誕生前申し込み
出典:shutterstock

コープ共済連では、妊娠中から赤ちゃんの保障を申し込めるCO・OP共済《たすけあい》J1000円コース お誕生前申し込みを提供しています。

妊娠22週未満の妊婦さんが申し込むことで、赤ちゃんが生まれたその日から医療保障がスタート。

月掛金は1000円と手頃で、入院・ケガ通院・手術に対応し、赤ちゃんの健康状態に関わらず申し込めるのが大きな特徴です。

出産後の慌ただしい時期を迎える前に、妊娠期という“余裕のある時間”で備えておくことが、心のゆとりと家計の安心につながります。

制度の詳細は、コープ共済連の専用サイトをチェックしてみてくださいね。

“知ること”が最大の備え

今回の調査から、出産後の医療費には想定外の自己負担が発生するケースが多いことが分かりました。

「公助」である助成制度を正しく理解し、「共助」である共済や保険を上手に活用しながら、「自助」として備えること。

“知って備える”という小さな一歩が、家族の安心につながるはず。

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