【現役美容師直伝】正しいシャンプートリートメント方法・少量で泡たっぷり

お勧めシャンプー

こんにちは!大阪で美容師をしているhirokoです。

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皆さん、シャンプー方法って教えてもらったことありますか?
シャンプー方法って結構曖昧なもんで、誰かが洗ってる所を見る機会もそんなに無く、月に何回か美容室でしてもらうのを参考に・・・なんてところですよね。

20年以上美容師をしながら最適なシャンプー方法を常に研究し続けた私の個人的方法と感想です。

正しいシャンプー方法は髪にダメージを与えずに頭皮環境を整えてくれます。

さらにどんな方でも2プッシュもあれば簡単に泡立つので経済的です。

正しいシャンプーのコツ

正しいシャンプーのコツは

  • お湯でしっかり流す
  • シャンプーを原液で使わない
  • 適度なシャンプー・水・空気

この3つで解決です。細かく手順を見ていきましょう。

②お湯でしっかり流す

お湯で落ちる汚れはお湯で落とす。
大事なポイントは「濡らす」ではなく「洗う」位の気持ちで流すこと。頭皮の主な汚れは皮脂なのでお湯で流すことで緩まり、落ちやすくなります。


気をつけたいポイントは、シャワーヘッドの位置。美容室でされるようにシャワーヘッドを持って頭皮に近づけるようにして流してください。

こんな感じで美容室ではかなり近いです。

特に髪が長かったり多かったりする方は、シャワーを高い位置にセットたまま流すのはやめましょう。

耳後ろや襟足などの流しの腰の原因になります。

お湯だけでも汚れをしっかり落ちやすくするためには、マイクロバブルのシャワーヘッドもかなりおすすめです。私が使っているこの「ファインバブルU」。

ポイントジェット水流搭載でめちゃくちゃ気持ちいい!!

頭皮直撃で汚れ落ち抜群です。

③シャンプー剤は薄めてからつける

ここでやっとシャンプーの付け方です。

美容師が入社して最初にレッスンするのがシャンプー。
そうなんですよね、シャンプーって実はレッスンが必要な技術。上手にすれば髪も綺麗になります。

レッスン始めに一番なってしまいやすい現象がこれ。

毛先は泡立ってるけど、頭皮に近いところが全然泡立ってない!!

シャンプーは髪ではなく頭皮を洗うもの。むしろ髪は泡がついたら勝手に汚れが落ちてくれるので余程のロングヘアでない限り髪を泡立てることは意識しなくてもOK。

❶流した後、毛先の水は絞る

毛先に水が必要以上に残っていると、せっかく付けたシャンプー剤が流れてしまったり、水の多い毛先にだけ泡が立つことがあります。髪が長い人はこの段階で手で軽く絞っておきましょう。

❷シャンプー液を作る

たいそうな言い方ですが、要は少し薄めるんです。


シャンプーとお湯を1:1位になるように薄めます。
薄める事で泡立つのに必要なシャンプーと水分がここで出来上がります。
大事なのは薄めすぎない事。シャバシャバにして垂れ流してしまうと、シャンプーを捨ててることになって大変勿体無いですからね。

❸上を向いて頭皮へ流し込む

顔にかからないように上を向いて、生え際からシャンプー液を流し込みます。

こうすることで、頭皮全体に簡単にシャンプーが行き渡ってくれます。

髪が多くて行き渡りにくい人はもうワンプッシュ分を後頭部から流してください

後は揉み込むと自然に頭皮から泡立ってくれます。簡単です。長い髪でも1〜2プッシュあれば泡立ってくれます。

汚れが多かったり、髪にダメージがあると泡が立ちにくいです。
1プッシュ分付けた後、すぐに泡が消えてしまう様であれば、一旦流して1から始めましょう。

泡が消える程汚れている所にいくらシャンプーを足しても泡立ちません。

シャンプーが勿体ないので一旦流しましょう。2回目はびっくりするくらい泡立ちますよ

④できるだけ擦らずに優しく揉み込む

しっかり泡立ったら、指の腹で洗います。ですがここでのポイントは

できるだけ擦らず優しく

頭皮も皮膚の一部。やさしく全体を揉んだ後は少し放置してシャンプー剤の洗浄効果に身を任せましょう(良いシャンプーに限り)

頭皮も皮膚の一部。強く擦ると刺激で傷つきます。優しく触りましょう。

擦りすぎのデメリット
  • 頭皮が傷づく
  • 生えたての新しい毛が指の摩擦で抜けてしまう
  • キューティクルが傷ついて剥がれる(乾いている時の何倍も傷みやすい)


ちなみに私は営業で『痒いところはないですか?』は聞きません。ゴシゴシシャンプーが好きな方には申し訳ないですが、きちんとしたケアをお伝えしたいんです。

エステの洗顔中に『痒いところはないですか?』とは聞かれませんよね。

頭皮の油分が多く、全く擦らないことに抵抗のある方はこういったシャンプーブラシで優しく擦ってあげてください。指よりも設置面が少なく髪に負担が少なく頭皮に届いてくれます。(プレミアムタイプじゃなくても十分)

⑤シャンプー後はしっかり流す

それはもうしっかり流してください。アミノ酸系のシャンプーなど、優しいけどお肌に残りやすい性質の物もあります。

②同様シャワーヘッドを頭皮に近づけて、お湯が頭皮に届いているのを感じながらしっかりと。

この時も擦りすぎ禁物です。

正しいトリートメントのコツ

正しいトリートメントのコツは、

  • 薄く髪全体に行き渡らせること

これはたくさんつけるよりも効果的です。

①つける前に軽く絞る

これもシャンプー同様、ビショビショに濡れているとすぐに流しているのと一緒。軽くてで絞りましょう。

②適量を毛先につける

基本的にはトリートメントは頭皮につけない方が良いです。適量に関してはメーカーにより違います。モリノマで取り扱いの物に関しては是非ご相談ください。

③荒目の櫛で優しく梳かす

ここでのポイント。櫛で梳かすことによって髪全体に行き渡るので仕上がりが全然違ってきます。

私が使っているのがコレ。洗えるしブローにも使えるから万能なんです。お店でのブローでも使っていますよ。

ポイントは優しく梳かすこと!

髪は濡れている状態が一番キューティクルが剥がれやすい状態。細かい櫛で無理に解かさずに荒いものでそっと毛先から溶かしてあげましょう。

③トリートメントはしっかり流す

コレもメーカーによりですが、基本的に頭皮に付けない仕様のトリートメントに関してはしっかり流してあげるのがベターです。

まとめ

以上が私が実践しているシャンプートリートメント方法の一部です。

というのもメーカーによっては推奨する洗い方が違うことがあります。細かい方法は購入された美容室の担当の方にご相談ください。

擦りすぎずに
しっかり流す

この辺りはどのメーカーを使っても実践して良い方法だと思います。

良いシャンプーで優しく洗うと、頭皮がふんわりしてきますよ

シャンプー・トリートメント方法を変えるだけで同じものを使っているとは思えないくらい髪や頭皮が変わることもあります。

是非今一度、基本的なシャンプートリートメント方法を見直してみましょう!

わからないことがあれば是非お気軽にご相談くださいませ!

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